なぜ人気?ドラッグストアに学ぶインバウンド対策

訪日外国人旅行客の増加が、日本経済にも恩恵を与えていると言われています。中国人観光客による爆買いが話題になっていましたが、近頃は高額な商品から日用品へと消費傾向がシフトしてきていると言われています。 訪日客の買い物スポットとして特に人気を集めているスポットの1つに「ドラッグストア」が挙げられます。 ドラッグストアでは、どのようなインバウンド対策が行われているのでしょうか。 業界が異なる場合でも、参考になる点はきっとあるはずです。ぜひ最後までご覧ください。

インバウンドデータ

大手ドラッグストアを中心に取り組んでいる有効なインバウンド対策の一つに、徹底したインバウンドデータ分析が挙げられます。 「どこの国からの訪日客が多いのか?」「消費額が多い国籍・年代・性別は?」などのデータの活用により、効率的かつ効果的な施策を行うことができます。現場でのイメージや体感からでは正確なデータを蓄積することはできません。なんとなく中国人が多いかな、と思っていたら実は最も多いのは韓国人だった、ということもあるでしょう。 正しいデータ活用をすることで、最も注力すべきはどこなのかということが見えてきます。正確で効率的な施策を行うためにも、是非インバウンドデータ(総合)のサービスを活用したいものです。

決済

ドラッグストアではQRコード決済や主要クレジットカードなどのキャッシュレス決済への対応により、インバウンド集客を伸ばしてきました。グループ全体で電子マネーを一斉導入したり、クレジットカード決済システムを整備したりすることで訪日客の利便性をアップしています。 既に中国国内では財布いらずで生活ができると言われているほどにキャッシュレス決済が浸透しています。中国の方に限らず、海外ではキャッシュレス化が進んでいるため、自国と同様にQRコード決済やクレジットカードで支払いを済ませたい訪日外国人は多いでしょう。 ビジネスチャンスを逃さないためにも、キャッシュレス決済への対応は必須の対策といえます。

SNS運用

ドラッグストアにおける医薬品や医薬部外品、日用品などの「爆買い」の裏には中国のSNS・ソーシャルの影があります。中国国内の大手ポータルサイト「捜狐(SOHU)」が「日本に行ったら買わなければならない12の“神薬"」と称して商品の紹介をしました。これが訪日中国人の消費マインドを鷲掴みにし、急速的な拡散をしていきました。紹介された商品が大都市の各店舗で在庫切れとなるケースも珍しくありませんでした。 この「日本に行ったら買わなければならない12の“神薬"」の存在を早々にキャッチした各ドラッグストアでは、店頭でも"神薬"を意識したPOPや商品陳列をするなどの対応をし、インバウンド売上に貢献することに成功しています。こちらの事例においては、中国国内発祥の自然発生的なSNS・ソーシャルプロモーションとなりましたが、SNS・ソーシャルのインバウンドにおける活用法の示唆に富んだ事例だといえるでしょう。

外国人採用・バイリンガル採用

外国人やバイリンガルを採用することで、接客の面で大きな助けとなる場面が増えるでしょう。 人材サービスを利用する際には、実際にどのような業務にフィットする人材を囲っているのかは重要なポイントです。接客のできる人材を探しているにも関わらず、肉体労働をしたいと考えている人材しか抱えていないサービスを利用してしまっては、採用のミスマッチに繋がってしまいます。こうした点を把握した上で外国人採用・バイリンガル採用のサービスを比較検討してみてください。

音声翻訳デバイス・多言語化表示サービス

訪日外国人客にスムーズな買い物をしてもらうた為に、接客や店内の掲示物の多言語化が求められています。 全ての言語に対応可能な人材を雇うことは現実的に難しかったり、コストがかかってしまったりします。そんな時に活躍するのが音声翻訳デバイスです。既存スタッフの業務負荷を軽減するのにも役立つでしょう。 また、商品や店内の案内を多言語表示することで、訪日外国人客にとってより親切な店舗となるでしょう。表示方式や対応言語数をポイントにサービスを比較してみてください。

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