接客担当者が英語や中国語ができないときには翻訳デバイスの活用が最適です。日本語で喋ると設定した言語に翻訳した声が出るので訪日外国人ともスムーズにコミュニケーションがとれます。
外国語対応で一番の理想形としては、バイリンガルのスタッフによる対応となりますが、こうしたスタッフを採用出来ない、または既存スタッフのさらなる業務負荷を増やせない場合に活躍するのが音声翻訳デバイスです。これはサービスやデバイスによって対応可能な言語などは異なりますが、基本的にはその場で日本語で話した内容を、相手の言語で代わりに話してくれるといったものになります。こうした音声翻訳デバイスは今後さらに増えて行くことが期待されています。
対応言語
音声翻訳デバイス選択のポイントとして挙げられるのが翻訳可能な言語数です。最も一般的である英語に翻訳出来るのは当然のこととして、中国語への翻訳、韓国語への翻訳も可能な音声翻訳デバイスも登場しています。現時点ではスペイン語やフランス語、タイ語などに対応可能な音声翻訳デバイスは登場していないようですが、こうした言語に関しても既存の音声翻訳デバイスの対応言語が徐々に増えて行くことが期待されます。
デバイスの大きさ
音声翻訳デバイス選択のポイントとして次に考えられるのが、デバイス自体のサイズです。あまりにもかさばる、重い音声翻訳デバイスですと、運用自体が難しくなってしまいます。しかしサービス提供者側もこうした点はしっかりと把握しており、最近登場している音声翻訳デバイスはどれも小型のものばかり。実際にご自身のビジネスではどのような使い方をするのかを想定して選ぶと良いでしょう。
翻訳方法
音声翻訳デバイス選択のポイントとしては、その翻訳方法にもあります。翻訳方法には定形パターンを再生する場合、特定のシチュエーションの自由な会話から翻訳を行う場合があります。いずれもオフラインで使用出来るというメリットがありますが、定形パターンでの翻訳しか出来ない場合は、ある程度パターン化した英語の翻訳しか出来ないという点を理解する必要があります。いずれの場合も、自身のビジネスがどのような翻訳を必要としているのかを理解して導入することが必要でしょう。