多言語プロモーション

多言語サイトを制作するだけで成果が期待できるわけではありません。WEBサイトの集客には検索エンジン、ソーシャルメディア、リアル、広告と大きく4つのチャンネルが存在します。WEBサイトを作るだけでは検索エンジンからの見込み客にアプローチしただけに過ぎないのです。検索エンジン経由の見込み客は中長期的に最も重要なチャンネルではありますが、短期的にみると成果が出にくいのが現状です。そのため、ソーシャルメディアの活用やgoogleのadwords広告に代表されるオンライン広告、リアル展示会や実営業など検索エンジン以外を補完するプロモーション活動が重要です。

FacebookやTwitterといったソーシャルメディアも地域性があります。ご存知のように世界的にもっともシェアの高いFacebookやTwitterは中国では利用できません。中国版のFacebookは人人網といい、中国版のTwitterは微博といいます。マレーシアではFacebookの普及率が約50％とプロモーションには欠かすことができません。また、インドネシアでもFacebookの利用者が約20％の4000万人を超えていますが、マレーシアと異なり、SMS（ショートメッセージサービス）を利用したテキスト広告もまだまだ有効です。このようにソーシャルメディアにおいても多言語展開をする場合は国や地域の独自性を事前に理解する必要があります。

弊社は東南アジアの中心地であるタイに政府により特別に免税などの恩典を与えられた子会社がございます。タイは主要な東南アジアの都市にLCC（ローコストキャリア）で数時間で移動できるため、シンガポールに続く新たな東南アジアのHUBとして注目されています。また、2015年末にはアセアン共同体が発足し、さらなる発展が期待されています。これらのネットワークを利用することで東南アジア全土を国別、言語別に最適化したオンライン及びオフライン広告プランを提供することができます。