オーバーツーリズムとは？

世界の各観光地で、観光客の増加による交通機関の混雑や交通渋滞、ゴミのポイ捨てや騒音などのマナー違反によって地元住民の生活環境の悪といった問題が起こっています。 「オーバーツーリズム」であるかどうかは、地域住民が観光客の増加をどのように捉えているかに左右されます。 観光客の増加によって、様々な問題が発生している地域においても、住民の大半が観光客がもたらすメリットを認めており、一層の受け入れを望んでいる場合も少なくありません。 日本においては、2018年6月に「増加する観光客のニーズと観光地の地域住民の生活環境の調和を図り、両者の共存・共生に関する対応策のあり方を総合的に検討・推進する」ことを目的に「持続可能な観光推進本部」を設置しました。