インバウンド対応ができる日本語堪能な韓国人職業紹介 99sJobJapan(キューキューズ ジョブ ジャパン)

韓国の大学から新卒人材の直接売込には要注意です！渡航費無料・紹介料無料なんて話がよく出てきていますが、これにはウラの話があります。現在、韓国政府は新卒韓国人が海外企業へ就職した場合、大学側に補助金を与えています。語学力や就労への意欲が低い学生をとりあえずマッチングさせようとする補助金目当ての悪質な大学が少しずつ出てきて、短期間での退職などのトラブルが起こっています。貴社でその目利きができないのであれば、タダ話には乗らない方がよいでしょう。

そもそもですが。あなたの会社は本当に外国人の採用ができますか？日本語ができる韓国人の採用はできますか？その判定基準はどこにあるのでしょうか？現在、日本国内のサービス業においては、飲食店様やビジネスホテルのフロント業務など入国管理局が単純労働者と見做す業種業態への在留資格給付は行われていません。従ってどんなに優秀な人材であっても、そもそも採用ができないのです。では地方の旅館・ホテルはどうでしょうか？そこに採用可能性があるのは「インバウンド」への着手です。韓国⇔日本の直行便は現在日本国内30か所も結ばれています。つまり全国のほとんどの街で訪日韓国人の集客可能性がある限り、韓国人採用の可能性も非常に高いのです。

採用したい理由に「人材が不足しているから」「日本の若者のエントリーがないから」と言っていませんか？そんなことを口に出す経営者がいる企業や宿泊施設には、どの国の若者も来ることはありませんよ。ピンチはチャンスです。日本人の求職者が集まらないのは、日本人の若い求職者に魅力ある仕事に映りにくい現状があります。外国人のお客様を増やすことができる、仕事中に和服が着られる、会社や街に貢献して、外貨獲得のきっかけづくりになる。。。韓国人の若者はそのようなモチベーションを持ってあなたの会社へエントリーをしてくれます。その熱意に応えてください。

本当は困っていませんか？やれインバウンド、やれ外貨獲得だ、と話しても結局のところ外国人への接客に困っていませんか？コミュニケーションに疲れていませんか？その弱み、その課題を求職者にぶつけてみてください。「ウチの会社は○○に困っている。君の力で助けてほしい。」その一言で、使命感を持たせて、高い意識を持つ人材を確保してください。

ひょっとして社長さんが独りよがりで、「外国人採用だ！」って言っていませんか？外国人採用は、会社の他のスタッフを含めた会社の総意に基づきますか？せっかく採用できた人材が、早期退職してしまう原因の１つには、会社の他のスタッフによる意思疎通ができない、場合によってはイジメや無視など、コミュニケーションの不通などが挙がっています。せっかくのいい人材が、周囲の理解を得られず孤立して辞めたケースもあります。国境を超えてきてくれた人材に、業務外の理由で退職させることは、非常によくないですね。必ず総意を確認しましょう。

突然ですがあなたの会社には業務マニュアルはありますか？「そんなものは無い」と言われる社長さんは少なくありません。しかし、採用された韓国人スタッフが早期に辞めた原因の１つに「マニュアルがなかった」という理由が多いのが驚きです。日本人には分かりにくいかもしれませんが、そもそもなぜマニュアルを求めるのでしょうか？それは、１つ１つの業務内容の疑問点を解決するにあたり、同僚や先輩の手を止めて教えを乞うことに大きな抵抗を持っているからです。先輩側は「全く気にしない」「どんどん教えます」とよく聞きます。しかし尋ねる側には相当なプレッシャーがあるという、見えざる事実が浮き彫りになっています。社内で闊達なコミュニケーションを求めるのであれば、基礎的な業務マニュアルを用意した方が、人間関係がうまくいくようです。